こんにちは!奈良から金沢へ移住して3年目を迎える”ぶっち〜”です。
金沢を中心に、北陸(石川・富山・福井)の美しさを、まったりゆるポタで紹介していきます。
今回は「旬のホタルイカ」を求めてのゆるポタ紀行!
この時期が旬のホタルイカ。
金沢のスーパーにもたくさんが並んでいるけど”もっともっと”美味しいのを食べたいという欲求が積もって思いついちゃいました。
でもただ食べに行くのも面白くないので、4月20日に開催される「富山湾岸サイクリング2024」のスタート地点「氷見」から立山連峰を見ながら富山までのコースにしました。
富山を満喫できるコースになっているので最後までお付き合いよろしくお願いいたします。
コース概要
名称:旬のホタルイカを食べたい(氷見〜富山)
走行距離 41km
所要時間 約8時間(休憩含む。。。休憩しすぎな感じがちょうど良いかな)
最大標高 18m
初の電車移動で一気に”金沢駅〜氷見駅”までワープ
今回のコースはお隣の富山県。富山までポタるにはちょっと距離があるので、電車を使って金沢駅から高岡駅を経由して氷見駅へ移動。人前で輪行袋に入れるのが初なのでなんだか恥ずかしくて人目のない場所で隠れて汗をかきながら収納。カッコよく輪行袋に入れれる日はいつになるやら。
DE01で初の輪行ということもあり少し”あたふた”したので、僕なり感じた点を3つあげておきました。初めて輪行の方は参考にしてください。
- 折りたたみ方と組み立て方は事前に練習しておきましょう
*DE01の場合:ブレーキワイヤーが絡まったり、輪行バッグがジャストサイズで入れのにコツが入ります - バッテリーは取り外して手に持つかバッグにしまって分散したほうが少し軽くなって持ちやすい
*DE01の場合、総重量17.8kgのうちバッテリーが1.8kgを占めているので、分散することで少しですが軽くなります - 乗り換えなどがある場合、時間に余裕を持ちましょう
*DE01は折りたたんだサイズが少し大きめなので慣れてないと移動に時間がかかるかも
無事氷見駅に到着。
ちなみに氷見線を含め、北陸のローカル線は鉄道系ICカードが使えない場合があるので下調べは必ずしたほうが良いかと思います。
藤子不二雄Ⓐ先生の作品が満載「まんがロード」をゆるポタ
氷見駅を降りてすぐに氷見市観光案内所に飛び込んで、氷見のおすすめポイントを聞いて駅周辺を散策。まんが家・藤子不二雄Ⓐ先生が氷見市出身ということで商店街の通りは「まんがロード」と呼ばれ、あちこちで藤子Ⓐ先生が手掛けた作品のキャラクターたちに出会うことができます。忍者ハットリくんやプロゴルファー猿などの像もあるので散策もテンション上がります。記念に撮るのは誰としようかなと思った時にこの方が登場。DE01の赤にも映える?ということで喪黒福造さんの横でパシャリ。「ゆるポタのスキマ、お埋めします』って感じ。「ホーッホッホッホ」(年齢がバレそう、、、)
海を見ながら足湯でまったり 道の駅「ひみ番屋街」
スタートしたばかりだけど電車移動の疲れを癒したいと思い「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」の敷地内にある足湯に直行。天気が良いと足湯に入りながら唐島と海に浮かぶ立山連峰を眺めれるけど、あいにくの曇り空だったので残念。でも「筋肉痛・疲労回復など」に効果があるとのことで疲れも癒された。
元気が出たら急にお腹も空いてきたので、美味しい海鮮丼を食べに氷見漁港に向かう。
うまぁ!!魚市場食堂の海鮮丼最高〜!!もう一回いいですか「うまぁ!!」
氷見漁港魚市場2階にある「魚市場食堂」。市場内にあるだけあって鮮度最高。今まで食べた海鮮丼の中で一番美味しいかも。定食についている「土鍋漁師汁」も最高。テーブルにはガスコンロが1台設置されていて土鍋に火を入れ熱々をいただけた。ちなみに今回注文したのは「やわやわ盛り(並盛)」でこのボリューム。ボリュームあってお得感満載。ちなみに姉妹店【ひみ岸壁食堂】が近くにあるので混んでいる時は候補に入れるのもありかも。
ここからは海沿いにサイクリングロードに沿いながら富山を目指す。富山湾岸サイクリングコースの目印として、氷見市から朝日町まで約102kmに青いナビゲーターライン。とてもわかりやすい道標です。
展望カフェレストランで海を見ながら完熟バナナのシフォンケーキをいただく
3kmほど海岸線を走ると「氷見市海浜植物園」に到着。立山連峰をバックに写真を撮りたいけど、もやがかかっていてはっきりくっきり見えない。もう少し時間を潰せば綺麗に晴れて雨晴海岸沿いから立山連峰が見えて良い写真が撮れんじゃないかという淡い期待もあって、4Fのカフェレストラン「seaside cafeソラトキ」で休憩を決定。
おすすめの「完熟バナナのシフォンケーキ」と「はまなすジュース」で糖分を補給。
シフォンケーキはふんわり甘くて最高。幸せ!!心地よい空間と良い眺めだったので時間を忘れて、まったり過ごす。
天気は良いけどモヤは晴れそうにないので、とりあえずカフェをを出て浜辺に行ってみた。そうすると薄〜く立山連峰の峰に雪がかかっている姿が少し見えた。このチャンスを逃してはいけないと思いパシャリ。iPhone11のスペックではこれが限界か。良いカメラ欲しいな〜。
絶景スポットが見れるおしゃれな道の駅「雨晴(あまはらし)」
雨晴海岸は海越しの女岩と立山連峰が見える絶景スポット。富山の写真といえば必ず登場するスポット。ちなみに富山観光ナビのサイトに「【富山の絶景】雨晴海岸で見られる「絶景」教えます」というページがあるのでぜひご覧ください。
絶景写真を撮りたい方は「おすすめスポット」も書いてるので参考にしてみてください。
雨晴海岸の義経岩の前にある道の駅が「雨晴」。カフェや展望デッキもありおすすめの道の駅です。
さぁーここからはナビゲーターライン(ブルーライン)に沿って富山までGO!
「恋人の聖地」海王丸パーク
海の貴婦人と呼ばれる海王丸。海王丸の進水日が2月14日のバレンタインデーであることから「恋人の聖地」に選定されている海王丸パーク。あいにくパークに着くと天候が悪くなり、かなり風が強くて自転車を止めててもすぐに倒れちゃうので写真を撮ってすぐに出発。
「ほたるいかミュージアム」閉館時間に間に合わないので断念
旬の”ほたるいか”を「むしょーに食べたい」という思いから計画した今回のコース。滑川市にある「ほたるいかミュージアム」まで行きたかったが、閉館時間が間に合わないことがわかり断念。富山駅周辺でホタルイカの美味しい店を探すことに変更。
休憩ばっかりしてるから間に合わないんだと少し反省しながら、富山駅に向かって川沿いを走っていると綺麗な夕陽が見えてきた。良い感じ。ホタルイカミュージアムを目指してたら夕日に背を向けて走っていたので見れてなかったかもと思ったら、急に元気が出てきた。
切り替わり早!って思いながらパシャリ。
環水公園・富岩運河の水辺沿いをゆるポタ
富岩運河環水公園は、富山駅から歩いて約9分。中島閘門から天文橋まで約2km。この周辺をゆるポタするだけでも価値のある良いスポット。
ちなみに中島閘門は、上流側(富岩運河環水公園)と下流側(岩瀬側)の水位差(国内最大級)2.5mを調節するパナマ運河方式の閘門。運河クルーズ「富岩水上ライン」も運行されていて重要文化財の閘門で高低差2.5mもの迫力ある「水のエレベーター」を体験できるのは、日本ではここだけだそうです。
やっと来れたよ!!景観が世界一に選ばれたことで有名なスタバ
富山には何回か来てるけど、環水公園の「スターバックス コーヒー」には一度も訪れたことがなかったのでワクワク。
富岩運河環水公園内にあり景観に溶け込むシンプルなデザインなので、とってもオシャレ。
店内からは公園のシンボルである「天門橋」などをどの席からも楽しめるのでお客さんもいっぱい。
海王丸パークから走り続けてきたので、ここで少し長めの休憩をとって、最終目的の旬のホタルイカを食べれるお店に向かうことに。
歩き回った末のホタルイカの刺身に感激
ホタルイカが食べれるお店を検索したけど今ひとつ良い結果が出なくて、
とりあえず富山駅で自転車を無料駐車場に停めて観光案内場に向かった。
おすすめの場所を教えてもらったので直行。
どこもいっぱい。そりゃこの時期は人気店は予約なしでは無理だよなと思いながら、観光案内所で「この時期どこの居酒屋でも美味しいのを出してる」って言ってたのを思いだし、駅界隈を歩き回って直感で店を決めることに変更。
歩き回ること30分――。気になるお店「酒菜ちゃぶ有 – 富山市駅前新富町居酒屋」を発見。なんか良い感じ。
メニューを見るとホタルイカあるある。おすすめに「ホタルイカ肝付お造り」!!それも肝付きって新鮮な証拠だわ。歩き回ったかいがあったよ。ということで迷わず注文。「ホタルイカの肝はすぐにマイナス40度で冷凍してるので安心して食べてください」と大将が教えてくれた。
スーパーで見るのと全然違う!!生姜醤油でいただきます。美味いっ!!
新鮮で美味くて臭みもなく最高!!この時期金沢のスーパーでも加熱用・ボイルしたものは出回っているが、さすがに刺身は無い。
ましてや肝付きなんて無いよ。最高です!!
それからカサゴの唐揚げ・気まぐれ海鮮春巻きも注文。どれもほんとうに美味しかった。
旬のホタルイカを求めてのゆるポタ無事終了
滑川市の「ほたるいかミュージアム」には行けなかったことが分かった時は残念だったけど、
進路変更することによって今まで行けなかった「景観が世界一に選ばれたことで有名なスタバ」や、
その場所を散策して見つけた新しいお店「酒菜ちゃぶ有」さんなど、計画にないことを体験でき予定調和に終わらないとこが「ゆるポタ」の良いところだなと改めて思いました。
次回も美味しいもの見つけに道草たっぷりの「ゆるポタ紀行」に行きたいと思います~!