(株)デイトナ E-MOBILITYグループ、スタッフKです。
先日ある販売店の方とDE03のカスタムについてお話したのですが、そのあとDE03を自分でカスタムしたらどうするかな~って考えていたら、どうしてもやってみたくなってしまいまして…
いうことで、
DE03(-2020)、本気でカスタムしてみます!
第7回目はハブモーターの磨き仕上げとカンパニョーロのディレーラー対応について。
フロントハブにWhite Industriesのポリッシュ仕上げのハブを用意したのですが、リアハブもデザインを合わせる為にポリッシュ仕上げをします。
今回のカスタムで一番安いカスタムですが、一番時間がかかる作業となりました。

ポイントはただひたすら磨くだけです(笑)。
標準のモーターはシルバー色で塗装仕上げとなっております。
まず、塗装の剥離をしますが、ベアリング類に溶剤が掛からないよう保護しながら、塗装を剥がします。
細かい部分まで剥離が難しいのですが、剥離を綺麗にしておくと後の工程が楽です。
剥離の次はスポンジ型研磨材で一生懸命磨きます。
今回は400番~1000番まで使い分けて磨きました。
仕上げはアルミ用コンパウンドです。

昔バイクのホイール買ったときに貰った物です。
残念ながら今は廃番みたいで手に入らないです。
これで気持ちを込めて磨いていきます。

次に、シマノカセット(10速)用に設計されたモーターのハブでカンパニョーロのディレーラーを使う方法を紹介します。
実は方法は色々あるのですが…例えば変速レバー内部のプーリーを小さくしたり、ディレーラーのシフトワイヤー固定位置をずらしてディレーラーの移動ピッチを変更させるなど……でも確実性が無い気がして、たまたまうまく動くという事では満足できないのでさらに調べるとこんな方法がありました。
シマノカセットをバラバラにして間にあるスペーサーの高さを変えてカンパニョーロと同じ高さに合わせるというモノ。
これを調べている時に目的の物見つけてしまいました。
実はあったんですね、丁度良いパーツが。
『Giang Mars』
マレーシア製ですが、日本ではベネフィットさんが取り扱っています。
早速問合せしてみたのですが、残念ながら在庫が無く入荷予定も無いとの事で、諦めきれずにebayで検索。

全世界で個人が買い物できる。便利な時代ですね。
動作もばっちり。ピカピカのポリッシュパーツで私のDE03 が組み上がっていきます。

ディレーラーは『Daytona』ディレーラーが残念ながら手に入らず、ベローチェを取り付け。でも、引き続き10速の『Daytona』ディレーラーを探しています。
次回はスポークカットと振れ取りの話です。
※アシスト自転車のカスタムについてはユーザー様の責任において実施して頂きますようお願い致します。
特に、アシスト力やアシスト速度が法律の規制値を超えるようなカスタムはしないようお願い致します。
※この記事は過去にFacebookで連載していたものを再編しています。