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【乗らない間の過ごし方】バッテリーの冬眠方法

こんにちは、スタッフMです!

先日メルマガで”長期間乗らない方はバッテリーをおうちに入れてあげると◎”
…というようなお話をしたのですが、この件についてもう少し掘り下げておきます!
(暑すぎたり寒すぎたりすると自転車やバイクの稼働率が低くなるのは必然ですよね~…)

という事で!バッテリーの保管方法について。

わざわざ外さなくても……と思っている方も多いと思います。


リチウムイオン電池には使用していなくても徐々に減っていく自己放電という特性があるので、
放置しているだけでも電池の容量は徐々に減っていきますし、使用していてもだんだん満充電からの持ちは悪くなります。

そしてこれはバッテリーのセル交換※か本体を交換することでしか解決しません。
※弊社のバッテリーはセル交換出来ません。大体充電回数にして500回くらいから性能が落ちてきます。

……結局使わなくても使っても多少の劣化はあります!が!!!全然使ってないのに使えなくなるなんてもったいない!

これはバッテリーの劣化と大きな出費を避けるためにも大事なのでぜひ覚えておいていただければと思います。

【保管のときに大事なこと(長期間乗らない時)】

①長期保管するときはなるべく残量無しで放置しない。

理想は”残量ゲージの真ん中”くらい残量を確保しておく状態◎です。一年以上乗らない場合は半年に一回は残量確認や充電しておくと安心です。

※残量がないまま放置すると”過放電”といって再起不能な状態になってしまうことがあります。
(長期放置でバッテリーが正常動作しなくなる一番の要因といっても過言ではないです)

②乗らない時は外しておいた方がバッテリーは劣化しない。

自動車やバイクを”冬眠”させる方にはお馴染みかもしれませんが、長期間乗らない時はマイナンス端子だけバッテリーを外す方もいらっしゃると思います。
これは外しておけば車両を起動していない間に放電しにくいというものですね!
自動車やバイクとは電池容量が随分違いますし、待機電力にもかなり差がありますが、バッテリー自体は同じ”リチウム電池”なので、電動アシスト自転車も同じように外しておいた方が◎です。

③外したバッテリーは室内保管がおすすめ。

バッテリーは極端に暑い場所、寒い場所での保管は厳禁です。また、熱くなったバッテリーを急激に冷やしたり、逆に冷えたバッテリーを急激に温めることは避けた方が良いです。
もちろん屋外使用に耐えうるだけのスペックにはしていますが、なるべく人間が快適な温度に置いておいた方が◎。
理想は10~30℃の室内です。

なお、たびたびお問い合わせがあるのですが、弊社のバッテリーはセル交換(修理)出来ません。
※特に弊社ではリビルド品の販売もなく、バッテリーが正常動作しなくなった場合修理は原則対応不可となります。ただし残量表示LEDの故障の場合は修理が可能です。

バッテリーの劣化状況はお預かりして確認することが出来るので、“バッテリーか車体かどちらの不具合か分からない”という場合はまずご購入の販売店へバッテリーのカギをご持参の上でご相談ください!

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