TOP >  ポタリングマガジン > わたしもポタリング始めました > 【ぶっち〜の温ポタ!紀行①】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜加賀温泉郷 片山津温泉編

ポタリング, ぶっち~のポタリングレポート, わたしもポタリング始めました

【ぶっち〜の温ポタ!紀行①】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜加賀温泉郷 片山津温泉編

石川県金沢市在住のぶっち〜です。今年も北陸の魅力をたっぷり紹介していきますよ。2025年もよろしくお願いしま〜す!。。。

と意気込んだものの、北陸の冬はやっぱり寒い!!雪も積もって、外に出るのもおっくうになりがち。寒さが苦手なだけに「どこか行きたいけど、寒いしなぁ。。。」とついつい理由をつけて引きこもりモードに。

寒さを理由に動けないなら、逆に温かい場所を巡ればいいんじゃないか!?でもでも、北陸で温か〜い場所といえば…?そうだ!石川県には魅力的な温泉地がたくさんあるじゃないか!

寒いなら温かい場所へ!そうだ、温泉に行こう!

ということで、ポタリング行くぞ〜っていうテンション上げながら、新シリーズ「ぶっち〜の温ポタ!紀行」スタートします!

まずは金沢からも近い「加賀温泉郷」へ!

今回訪れるのは、北陸を代表する温泉地のひとつ 「加賀温泉郷」!北陸新幹線を使えば、東京から約3時間、金沢からは約20分とアクセスも抜群。気軽に訪れやすい温泉地です。

加賀温泉駅【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

加賀温泉郷は、以下の4つの温泉地から構成されてます。

  • 山代温泉(開湯1300年の歴史を誇る古湯)
  • 山中温泉(渓谷美が魅力の温泉街)
  • 片山津温泉(湖と温泉の絶景コラボレーション)
  • 粟津温泉(霊峰白山の恵みを受ける由緒ある温泉)

その中でも、加賀温泉駅からのアクセスが良いのが 「山代温泉」「山中温泉」「片山津温泉」 の3つ。今回は、その中から 美しい湖「柴山潟」と霊峰白山を望みながら温泉を楽しめる「片山津温泉」 に決定!片山津温泉の魅力をたっぷり紹介していきます!

白山連峰と柴山潟を眺めながら、まったり1周するコース

  • 走行距離:18.0km
  • ポタリング時間:ぶらぶらと約7時間(休憩しすぎだよね)
ポタリングコース【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編
*自転車NAVITIMEから引用

加賀温泉郷の玄関口「加賀温泉駅」からスタート!

まずは駅前で輪行袋から DE01 を取り出し、組み立て開始。しかし、この時期の屋外での分解・組み立て作業は本当に過酷。指先がかじかむので、できるだけ風の少ない場所を選びながら組み立てる。薄手の手袋は必須! 寒さ対策をしながら準備完了!

加賀温泉駅【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

せっかくなので、スタート地点の駅前広場で記念に一枚。。。と思ったら、ちょうど工事中でちょっと映えない写真に。どうやら、2025年春には駅前広場完成するらしく、木材をふんだんに使った屋根や壁、全面ガラス張りの開放的な空間になるらしい。どんな仕上がりになるのか、今から楽しみ!

それでは、いよいよ「片山津温泉」へ向けて出発です!

雪道の走行は慎重に!道幅が狭くなるので注意

少し走ると、歩道はすっかり雪に覆われていて、さすがの電動自転車「DE01」でもタイヤが空回りして前に進めない。車道を走るけど、車道脇にも雪が残っているので、油断すると雪に乗り上げたり、スリップする危険 がある。特に凍結した路面では細心の注意が必要!

こういう場面では、3インチ幅の極太タイヤを備えた 「DE04」があれば安定感抜群なんだろうな〜とちょっと羨ましく思いながら進みます。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

雪景色を楽しみながらアップダウンのある道を約20分走ると、あっという間に 片山津温泉 に到着!

白山を望む柴山潟湖畔の「片山津温泉」に到着!

温泉地といえば、湯煙が立ちのぼる風景を想像していたけれど、ここではあまり見当たらず、少し物足りなさも。でも温泉地らしい看板を目にすると 「ついに来たな!」 という気分が高まります。

片山津温泉【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

片山津温泉は、霊峰「白山」を望む柴山潟の湖畔に位置する温泉地。泉質は保温効果が高く湯冷めしにくい のが特徴。冷え性の改善にも良いと言われており、まさに寒い冬にぴったりの温泉!さっそく温泉街を探索することにしよう。

薬師如来が祀られたユニークな寝殿造りの温泉配湯所

片山津温泉では、温泉地にありがちな湯煙の立ちのぼる風景 はあまり見かけないが、温泉街の中心には立派な 温泉配湯所 があり、片山津温泉ならではの風情を感じられるスポットになってます。

片山津温泉配湯所【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

この 片山津温泉配湯所 は、温泉の守護神である 薬師如来 が祀られた 寝殿造りの建物 で、その美しい佇まいが目を引きます。歴史を感じさせるユニークな造りで、片山津温泉の シンボル的な存在 となっているそうです。片山津温泉を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!

湖畔のカフェ「Shibayama Slow」でまったりリラックス

温泉配湯所をさらに進むと、柴山潟の湖のすぐそばにある「湯の元公園」 に到着。ふと見ると、SUPボード が置かれたオシャレなカフェを発見!スピーカーから流れる心地よい音楽が、穏やかな湖畔の雰囲気にぴったり。

SHIBAYAMA SLOW【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

「Shibayama Slow」 は、カフェだけでなく カヤックやSUPの湖上ツアー も開催しているとのこと。今シーズンはすでに終了してたけど、次回訪れるときにはぜひ体験してみたいな〜。まずは、ここで休憩しながら、今日のコースをゆっくり考えることに。

湖畔を眺めながら。。。今日のプランを考えることに

普段ならある程度の計画を立ててから出発するんだけど、今回は行き当たりばったりの気分で現地に来たので、完全ノープラン。時間はたっぷりあるし、流れに任せて気ままに動こうかな。

まずは、ゆっくりラテを飲みながら一人で作戦会議。

加賀棒茶ラテ SHIBAYAMA SLOW 【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

ちなみに、飲んでいるのは 「加賀棒茶ラテ」。加賀棒茶は 加賀地方の特産品で、ほうじ茶の一種。普通のほうじ茶と違い、茶葉ではなく「茎」の部分だけを焙じて作る のが特徴で、全国的にも珍しいお茶です。香ばしい風味が広がる 上品な味わいで、リラックスしたいときにぴったり。まったりとした時間を楽しみつつ、そろそろ ランチの場所を検索!

最近の温泉街は美味しい飲食店が充実!

Googleマップで 「片山津温泉 ランチ」と検索してみると、たくさんのお店がヒット!最近は、温泉旅館に泊まる宿泊者でも、外で食事を楽しむ人が増えているらしく、それに伴って温泉街の飲食店も増えているとのこと。実際に調べてみると、このエリアだけでも意外と飲食店が充実 してる。まずは 評価の高いお店 からチェックしてみることに!

片山津温泉ランチマップ【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編
*引用 GoogleMap

柴山潟に浮かぶ「浮御堂」に参拝

ランチの場所と、ポタリングで立ち寄るスポットも決まったので、まったり作戦会議は終了し、まずはカフェの目の前にある 「浮御堂」へ行くことに。この浮御堂は、「うきうき弁天」という愛称で親しまれ、温泉伝説の竜神様と弁財天様 が祀られていて、片山津温泉がここまで発展したことへの感謝の証として建てられたそうです。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

浮御堂へは 浮き桟橋でつながっているので、自転車を置いて歩いて渡ることに。湖に浮かぶ桟橋ですが、波がないため揺れずに安心して歩けるのが嬉しいポイント。

無事にお堂までたどり着き、今日のポタリングを祈願。「ハッピーなポタリングになりますように!」

浮御堂【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

ちなみに、夜になると高さ70mまで噴き上がる大噴水とともにライトアップされ幻想的な景色を1年前までは楽しめたらしいけど、老朽化と震災の影響で現在は休止中とのこと。ちょっと残念だけど、再開したらぜひ見てみたいな。

えんがわ「足湯」でひと休みしたかったけど。。。

浮御堂をあとにして、次に向かったのは 温泉街の中心部・砂走(すなはせ)公園 にある 「えんがわ足湯」。芝生のある公園側からパシャリと一枚。

片山津温泉 足の湯えんがわ / 砂走公園【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

本当は足湯に浸かりたかったけど、足首までのタイツを履いていたため濡れるのが気になり、やむなく断念。やっぱり温泉巡りをするなら、服装選びも重要だな!次回は足湯を楽しめるように、足元の準備を万全にしてリベンジしたいな!

温泉街をのんびり散策

温泉街といっても、歩いて巡るにはそれなりの距離があるので自転車なら気になる場所を自由に行き来できる のが魅力!ちなみに、温泉街と水辺をつなぐ回遊ルート 「柴山潟湖畔遊歩道」(全長780m)が整備されてたけど、残念ながら自転車の乗り入れは禁止とのこと。歩道だけでなく、自転車用のレーンも作ってくれたらもっと楽しめたのになぁ。。。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

たっぷり探索したので、そろそろ お昼休憩 にしま〜す!

片山津温泉で人気のハンバーガー店「BUTCHERS CREAM BURGER」

和食やイタリアンの高評価店も気になったけど、今日はどうしてもハンバーガー が食べたかった!というのも、自宅を出る前に観ていたテレビ番組で、美味しいハンバーガー特集をやっていた こともあり、完全にハンバーガーモードに。そんな気分にぴったりだったのが、厳選国産牛100%の自家製パティを炭火で焼き上げる「BUTCHERS CREAM BURGER」!

BUTCHERS CREAM BURGER【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

おしゃれな外観はもちろん、店内も同じくスタイリッシュで落ち着いた雰囲気。ちょうどランチタイムということもあり、店内はすでにお客さんでほぼ満席状態。運よく 一席だけ空いていたので、待たずに入ることができた〜!

おすすめは「自家製ベーコンチーズバーガー」!

スタッフさんにおすすめを聞くと、「自家製ベーコンチーズバーガー」とのこと。迷うことなく即決でオーダー!

待つこと 15分…。ついに登場!

厚みのあるジューシーなバーガーに、アツアツのポテト。串で固定されていなければ、今にも崩れそうなボリューム感!串を抜いて、周りを気にせず 豪快にガブリ!口いっぱいに広がる 炭火焼パティの旨みと、自家製ベーコンの香ばしさ…。

「幸せ〜!!」

BUTCHERS CREAM BURGER【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

石川に移住してから美味しいハンバーガーに出会う機会が少なかっただけに、大満足の一品でした。お腹もいっぱいになったので、次のスポットへ移動します!

白山連峰を背景に一枚

両端には枯れ木が並び、橋には蔦が絡まる少し寂しげな風景。でも奥に見える白山連峰がこの景色に溶け込むことで、冬らしい情緒ある雰囲気に。なんとなく 「いい感じ」だったので、思わずパシャリと一枚。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

ポタリングのちょうどいいスピードだからこそ、見逃してしまいそうな景色にも気づける。改めてポタリング旅の楽しさを実感 しました!

子どものようにワクワクしてしまう「中谷宇吉郎 雪の科学館」

「雪は天から送られた手紙である」 という言葉で知られ、世界で初めて人工雪の生成に成功した中谷宇吉郎の功績を記念して建設されたのが「中谷宇吉郎 雪の科学館」 。正直、あまり期待せずに入館したんだけど。。。いやいや ビンゴ〜!! むっちゃ楽しい〜!!✨

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

入場券を購入すると、スタッフさんから「ちょうど今、宇吉郎博士の生涯と功績を紹介する記録映画を上映してるよ!」と案内してくれたので、映写室のある 2Fへ直行!

天窓には雪の結晶がデザインされ幻想的な雰囲気に

2Fへ上がると、雪の結晶をモチーフにした天窓が目に入り、ここに雪が降ってきたら、きっともっと幻想的な雰囲気になるんだろうな。。。と想像しながら映写室へ。

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

上映されていたのは、宇吉郎博士の61年の生涯を描いたドキュメンタリー。博士の想いや、素朴に、率直に、自然と向き合い続けた人柄や世界観 が伝わってくる内容。学校で当たり前のように学んできた 「雪の結晶」 が、こんなに奥深いものだったとは。。。宇吉郎博士に、改めて 感謝!

ダイヤモンドダストの実験は感動的でおすすめ

映画の上映が終わり、1Fの展示室に戻ると、ちょうど 実験コーナーで実験が始まるとのアナウンスが!せっかくなので、参加してみることに。

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

職員さんが、雪の結晶の成長する様子や、ダイヤモンドダスト(氷晶)の再現実験 を披露。特に ダイヤモンドダストの再現 は、まさに感動もの。室内の暖かい空間で、こんなに美しい氷の粒が舞う光景を見られるのは 不思議な体験。

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

これだけキレイなものを実験で見られるなら、本物を見たらどれだけ感動するんだろう…? と、ますますワクワク!いつか 本物のダイヤモンドダスト を見に行きたいな〜。

他にも 「氷のペンダントを作る実験」など体験型のコーナーもあり、研究の展示を見るだけでなく、実際に 楽しみながら学べるのが嬉しいポイント!これなら、子どもと一緒に来ても 大人も子どもも楽しめる こと間違いなし。

『グリーンランド氷河の原』霧の庭#47704 (1994) / 中⾕芙⼆⼦

ふと外を見ると、何やら 白い霧のような煙 が…!?いったい何だろう?ちょっと気になるので、外へ出てみることに!

この作品は、宇吉郎博士の次女であり、「霧の彫刻家」として知られる中谷芙二子氏 によるもの。特殊なノズルから 高圧で水を噴出させ、大量の人工霧を発生させることで、幻想的な空間を演出しています。霧がゆっくりと立ち込める様子はまるで別世界のようで、自然と調和したアート作品ならではの迫力を感じました。

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

さらに、敷き詰められた約60トンもの石 は、宇吉郎博士が氷の研究に打ち込んでいた グリーンランド北部から運ばれたものだそう。科学とアート、そして宇吉郎博士の研究への想いが込められた作品に、改めて深い感銘を受けました。

霧の中に立つと、まるで異世界に迷い込んだような感覚に。敷き詰められた石の上では写真撮影も可能だったので、多くの人が 幻想的な記念写真を楽しんでました。

霧が晴れた先に現れた「Tea Room 冬の華」

人工の霧がゆっくりと晴れると、その先に「Tea Room 冬の華」が姿を現した。なんだか 雰囲気が良さそうなカフェだったので、入ってみることに。

雪の科学館【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

店内は約24席ほどのこぢんまりとした空間ですが、柴山潟と霊峰白山を一望できる絶景カフェ。時間があるなら、ぜひ立ち寄るべきおすすめのカフェです!

柴⼭潟と霊峰⽩⼭を眺めがらまったり。。。

加賀野菜を使ったジェラート 「冬の華パフェ」 も気になったけど、今回はバニラアイスと粒あんが添えられた「抹茶プリン」に惹かれ、コーヒーセットの 「冬の華セット」を注文。こんな 最高のロケーション でお茶を楽しめるなんて、贅沢すぎる…!とりあえず、のんびり まったりタイムを満喫。

冬の華セット【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

ちなみに、雪の科学館は2025年4月1日~2026年3月31日の間、工事休館に入るとのこと。能登半島地震の影響を受けた箇所の修復作業を行うそうです。休館前に訪れることができて、本当にラッキー。雪の科学館は、期待をはるかに超える内容で大満足!これはおすすめスポット確定です!

たっぷり休憩もできたので、次のスポットへ移動します!

周囲7kmの柴山潟サイクリングロードを走る!

サイクリングロードを 1周するために、温泉街とは反対側へ進んでみることに。残念ながら サイクリングロードは春に向けた工事中。。。そのため湖畔沿いを走ることはできませんでした。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

でも大丈夫!

「雪で彩られた白山は反対側にしっかり見えますから!!」ということで、白山を背景に パシャリ。冬の白山、やっぱり 絵になるなぁ〜。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

1周7kmほどのサイクリングロード は、ゆったりポタリングするには ちょうど良い距離を回り切って、今回のメインスポット 「加賀片山津温泉 総湯」に到着!

片山津温泉 総湯 – モダンなデザインと絶景が魅力の共同浴場

「加賀片山津温泉 総湯」は、柴山潟の湖畔に佇む ガラス張りのモダンな建物。中には、2つの浴室 「潟の湯」と「森の湯」、そして カフェ「まちカフェ」 があります。浴場からは、白山連峰の雄大な景色を眺めながら温泉を楽しめる という贅沢さ。もはや 温泉旅館並みのクオリティで、これはマジでおすすめ!

片山津温泉 総湯【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

「総湯」とは 共同浴場 のことで、料金は 大人490円 とリーズナブルに利用できる。ただし、シャンプー・ボディソープなどは備え付けられていないため、持参するか、現地で購入 する必要があります。

ちなみに温泉地の総湯は、普通の公衆浴場とは違い、地元の人と観光客が混在してるのが面白い。隣の人の会話を聞いているだけでも、ローカルな話題や旅行の話題が飛び交っていて楽しい雰囲気です!ここでしっかり温まって、旅の疲れを癒していきま〜す。

片山津温泉はしっとり温もり染みわたる湯

片山津温泉の湯は、しっとりと肌になじみ、温もりがじんわりと染みわたる 心地よさが特徴。泉質は 「高張性」に分類されており、温泉の濃度が高いため、長時間の入浴には不向きとのこと。そのため、連続した入浴は5分程度までが推奨 されています。

ついつい気持ちよくて長湯したくなりますが、のぼせないように注意しながら楽しむのがポイント です!

片山津温泉 総湯【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編
泉質ナトリウム・カルシウム塩化物泉
浴用の効能神経痛・筋肉痛・関節痛・関節のこわばり・冷え性・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚炎
*「片山津温泉配湯所」より全旅館に源泉を共同配湯

しっかり温まったあとは、ロビーで水分補給をしながら白山を眺め、のんびりとした時間を満喫。まさに、今日の疲れが一気に吹き飛ぶような極上の温泉でした

雪が積もっている日は、暗くなる前に帰ろう!

特に 天気が良い日 は、日中に雪が溶けても、夜に近づくにつれて 路面が凍結することがある ので要注意!冬のポタリングは 早めに切り上げる のが安全に楽しむポイント。

【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

加賀温泉駅に到着。このまま帰るのはもったいない。。。せっかくなので、小腹を満たせるお店を探してみることに!

倉庫をリノベーションしたオシャレ空間「Sugar Glider Rocket」

駅周辺をうろうろ散策していると、雰囲気のあるおしゃれなカフェ を発見!

もともと倉庫として使われていた空間を リノベーション したカフェ。広々とした店内は開放感があり、落ち着いた雰囲気でとても居心地が良さそう。

Sugar Glider Rocket【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

スタッフさんにおすすめを聞くと、「ガーリックシュリンププレート」 とのこと。迷うことなく即注文!ドリンクは、疲れを癒したかったので 甘〜い「濃いバナナミルク」 をチョイス。

Sugar Glider Rocket「ガーリックシュリンププレート」【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

プリプリの海老に、ガーリックの香ばしい香りが絶妙に絡んで、食欲をそそる一品。なんとなく疲れたときに ガーリックを摂取すると、パワーがみなぎる気がする…!

電車の時間も近づいてきたので、そろそろお店を出ることに。ごちそうさまでした〜!

第一弾の「温ポタ」いかがでしたでしょうか?

石川に移住して4年目。意外にも 近すぎてなかなか訪れる機会がなかった「加賀温泉」。今回のポタリングで、改めて 「身近にこんな素晴らしい場所があったんだ!」 と再発見。

加賀温泉駅【ぶっち〜の温ポタ紀行】寒いからこそ”あったまり”に行こう〜片山津温泉編

次回は、加賀温泉郷のひとつ「山中温泉」をポタリングしたいと思いま〜す!
お楽しみに!

今回のスポット情報

TOPIC