ポタリングやミニベロについて、こんなお悩みはありませんか?
- そもそもポタリングとは何?
- ポタリングに挑戦してみたいが、どの自転車が向いているのかわからない
- ミニベロという言葉は聞いたことがあるが、性能は知らない
ポタリングとは、散歩するような気持ちで、ゆったりと自転車を走らせること。特に目的地を明確に定めることなく、思いつきや体調に合わせて近郊を自転車で散策します。
当記事では、ポタリングに最適な自転車「ミニベロ」のメリットとデメリット、選び方、おすすめモデルを紹介します。みなさんもミニベロとともに、ポタリングの楽しさを最大限に体験してみませんか。
ミニベロでポタリングを行うメリット・デメリットを紹介
まずはミニベロでポタリングを行うメリット・デメリットを紹介していきます。ポタリングする際に、ミニベロを選択するメリットは次の通りです。
コンパクトなフォルムで収納やスムーズな移動が簡単にできる
ミニベロは折りたたみ機能を持つものが多く、コンパクトな収納が可能です。そのため、持ち運びが容易で、スムーズに移動することができます。比較的軽量なこともあり、持ち運びしやすいのも特徴の1つです。
また、ミニベロを車に積んで、旅行先で利用するなど、遠征時にも汎用性が高いです。居住地域だけでなく、範囲を広げてポタリングを楽しむことができるため、ミニベロの利便性は高いと言えるのではないでしょうか。
そして、折りたたみ機能が付いていることで、自宅に駐輪場が無い場合等でも、自宅玄関やベランダで保管することができます。車との兼ね合いによりスペースが無い場合や、知人の家に遊びに行く場合など、ミニベロは自転車にコンパクトさが求められる場面で重宝されます。
このように様々な状況において使い勝手が良く利便性が高いことが、ミニベロを利用するメリットです。
スタイリッシュな見た目で、おしゃれにポタリングができる
ミニベロは機体が軽いだけではなく、パーツやペダル・素材も比較的細く、よりシンプルに開発されています。そのため、見た目がスタイリッシュであることも特徴的です。
加えてカラーリングやデザインも豊富で、バラエティ豊かな選択肢からご自身に合ったものを選ぶことができます。ミニベロは街中でも雰囲気に溶け込みやすく、カラーリングやデザインも相まって「お洒落」な印象が連想されることでしょう。
また、比較的車体も軽く、ライトな走り心地を感じながら快適に走行することができます。このようにお洒落でありながら、性能も本格派なところが魅力的なポイントです。
デメリット:乗り心地やスピードに制限がある
ミニベロは、オシャレな見た目と快適な乗り心地が魅力的な一方で、径が小さく、ホイールベース自体も短いです。また、路面の段差や走行中の振動を十分に吸収できず直接体に衝撃が響いたり、タイヤの細いモデルでは、段差のある場所を無理に走行することでパンクしたりすることもあります。
ミニベロはあくまで街乗り向けの自転車であるため、山道や未舗装路を多く走行される方は、ミニベロの中でもタイヤの太いモデルや、マウンテンバイク、グラベルロードを検討するのも良いかもしれません。
また、ミニベロでもスピードが出やすいギアと体力があれば速度を出すことは可能ですが、速度維持が難しい側面もあります。速度においては、ロードバイク等の方が優れているため、ご自身の目的に合わせて検討するようにしてください。
ミニベロでポタリングを始める前に知っておきたい基本知識
ここからは、ミニベロでポタリングを始める前に知っておきたい基本知識を解説します。
ポタリングを行う場所・目的地の決め方
ポタリングとは、走る距離や速さを気にすることなく、ゆったりと散歩するような気持ちで自転車を走らせることです。
場所や目的地は平地が多いような街向きではあるものの、途中で行き先を変えたり話題のお店が目に入って立ち寄ってみたりと、場所や目的地にこだわりすぎる必要はありません。例えば、途中で散歩に切り替えてみたり、お買い物に時間を使っても良いでしょう。
このように気軽に自転車を走らせることがポタリングの楽しみ方の一つです。目的に囚われないためにも、目的地や場所はざっくりとだけ決めておくくらいが丁度良いとされています。
中でもおすすめなのは、季節に合った場所に立ち寄ることです。
春のポタリングでおすすめなのは、お花見スポット。従来のお花見のように、座って飲食を楽しみながら眺めるのもよいですが、桜並木を軽快に走る非日常なお花見も新鮮です。また、夏はひまわり、秋は紅葉、冬はクリスマスツリーやイルミネーションがあるスポットをおすすめします。
また、季節に合わせるだけでなく、その場の思いつきも候補に加えてみましょう。テレビで見たパン屋さんに寄るのも良いですし、寄り道するには少し遠かった隣駅、なかなか行けなかった雑貨屋さんを訪れるのも良い選択です。気楽な気持ちで、自由に思考を巡らせてみましょう。
ポタリングに必要な服装・持ち物
ポタリングに必要な準備物について、どの程度のものが良いか悩む方も多いかと思います。次は、ポタリングに必要な服装・持ち物を紹介します。
まず、服装は動きやすいジャージやカジュアルウェアがおすすめです。ポタリングの場合専用ウェアを必要とするケースは少なく、普段運動時に着用するような動きやすい格好で問題ありません。機能性に優れながら、オシャレを楽しめるカジュアルウェアや速乾性が高いジャージなどを選ぶのがおすすめです。
また、持ち物はできるだけ少なく、コンパクトな準備がおすすめです。ポタリングの際はバックパックを常に背負う方も多いため、そんな方は持ち物はなるべく必要なものだけに抑えておきましょう。
必要な持ち物として、水かスポーツドリンクをおすすめします。長時間の有酸素運動となりますので、体力面が心配な方は栄養補給食も用意しておくのがベターです。緊急時用の自転車修理キットや雨具・タオルなども、できれば準備しておきましょう。ヘルメットや夜間走行時のライトもお忘れなく。
あればなお良い持ち物は以下です。
- モバイルバッテリー
- トップチューブバッグ・シートバッグ
安全にポタリングを楽しむための注意点
ここからは安全にポタリングを楽しむための注意点を解説します。せっかくのポタリングもアクシデントに見舞われて楽しめない場合も考えられるため、注意すべき点を押さえておきましょう。
まず交通ルールは絶対に守りましょう。以下のような行為は道路交通法違反となってしまいます。
- 飲酒運転
- 夜間のライト無点灯
- 音楽を聴きながら運転
- 傘を差しながら運転
- 歩道を走行(※幅や看板の有無等を参考)
- 脇見運転
- 二人乗り
違反行為はポタリングをする上での安全性も損なわれますし、発見されて罰されるケースも往々にして起こります。大前提としてこのようなルールは規則正しく守りましょう。
また、こまめに水分補給と休憩を行うことも大切です。普段運動されている方でも体調が悪くなることは、ポタリングだけでなくどのスポーツにも付き物です。楽しいポタリングを台無しにしないよう、体調管理は厳格に行っておきましょう。特に夏場は普段よりも短いスパンで水分補給と休憩の時間を設けましょう。
そして、悪天候時のポタリングは避けるのも大切です。悪天候では、スリップの危険性が高く、大怪我や周りを巻き込んだ事故に繋がりかねません。万が一、天候が急変した場合に備えて、ポンチョや上下セパレートのレインウェアを事前に用意しておくと安心です。その際は、ポタリングを中断し、リスクを負わないようにしましょう。
ポタリングの基本知識について、より幅広い情報を知りたい方は、ポタリングを徹底解説した記事をご覧ください。
ポタリングにおすすめなミニベロ5選
ここからは、ポタリングにおすすめなミニベロ5選を紹介します。
自転車選びでは、ご自身がイメージする楽しみ方に合わせて自転車を選ぶことが最重要です。あなたはどのようなイメージをポタリングに持っているでしょうか?
- ただただ長距離を走ることを楽しむ
- 都心部のような走りづらい環境でも快適に走りたい
- できるだけスピードを出して走行したい
- 疲労感を抑えてとにかく楽に走りたい
このように、目的(イメージする楽しみ方)に沿った自転車を選ぶことが重要です。ブランドやモデルに迷いが生じている場合、一度目的に立ち返り、具体的にイメージした上で自転車を選んでみましょう。
電動には見えないお洒落なボディ。最もスタンダードなモデル:DE01
自転車らしい乗り心地と頼れるアシスト力の両立を実現。ちょっとお洒落な休日をあなたにご提案します。
DE01は、Daytona Mobilityの最もスタンダードなモデルで、ミニベロの世界を気軽に楽しめるモデルです。
折りたたみ機能と外装9段変速を装備し、高い汎用性でポタリングの幅広い場面で活躍します。
特に初めてポタリングに挑戦する方は、真っ先にこのモデルを検討してみましょう。
フレーム素材 | A6061 アルミニウム製 |
カラー | シャンパンゴールドイエローレッドネイビーブルーダークグリーンメタリック |
折り畳みサイズ | 875mm×390mm×675mm |
変速段数 | 外装9段変速 |
ホイールサイズ | 20インチ(ETRTO406) |
Daytona Mobilityの代表モデル!DE01の詳細はこちら
スポーティーな走りを求めるならコレ。贅沢なシリーズ最上級モデル:DE01X
DE01シリーズの最上級グレード。
DE01をベースに「走ること」を意識し、外装10段変速、クランク、油圧ディスクブレーキ等、ワンランク上のコンポーネンツをチョイス。軽やかでパワフルな走りが魅力の、スポーティなハイエンドモデルです。
以上のように、DE01Xはシリーズ最上級のモデルであり、ポタリングに十分な性能が備わっています。自転車に性能の高さを求められる方は、DE01Xがおすすめです。
フレーム素材 | A6061 アルミニウム製 |
カラー | マットブラックパールホワイトディープレッド |
折り畳みサイズ | 900mm×390mm×660mm |
変速段数 | 外装10段変速 |
ホイールサイズ | 20インチ(ETRTO451) |
走りを追求したミニベロ!DE01Xの詳細はこちら
街乗りでも走りやすい。機動力抜群なモデル:DE02
DE02は、ストップアンドゴーが多い地域でもスピードの出せる場所でも走りやすく、取り回しもしやすい自転車です。
先代の印象を残しながら26インチにリデザインしたモデル。機動力抜群で、都内などの都心圏でも走り回ることができます。
ストップアンドゴーの多い地域や、中~長距離の通勤・通学を目的とされる方におすすめです。
フレーム素材 | A6061 アルミニウム製 |
カラー | ディープブラウンメタリックディープブルーホワイト |
車体サイズ(折り畳み機能なし) | 1550mm×550mm×965mm |
変速段数 | 外装9段変速 |
ホイールサイズ | 26インチ(ETRTO559) |
場所に応じた乗り回しが可能!DE02の詳細はこちら
走行安定性の高いダイヤモンドフレーム。幅広い用途で使えるモデル:DE03
見た目は普通のミニベロ、中身は頼れる電動アシスト自転車。
DE01Xと同じ451サイズのホイールに、機械式ディスクブレーキや外装9段変速を搭載しました。加えて、高い強度と安定性を持つダイヤモンドフレームを搭載しています。以上から、DE03は、普段使いからちょっとしたツーリングまで、安定して楽しめるモデルです。
加えて、DE03にも「電動に見えない」という特徴は変わらず引き継がれています。そのため、より安定感のある走行を実現しつつ、山でも街でもおしゃれなポタリングが可能です。
場所にとらわれずに長距離ツーリングを目的とされる方やカスタム目的の方には、DE03をご検討ください。
フレーム素材 | A6061 アルミニウム製 |
カラー | ダークグリーンメタリックダークグレーメタリックブラックメタリックディープレッド |
車体サイズ(折り畳み機能なし) | 1550mm×550mm×920mm |
変速段数 | 外装9段変速 |
ホイールサイズ | 20インチ(ETRTO451) |
高い安定性で頼れる走行を!DE03の詳細はこちら
味のある塗装。タフに走行できるモデル:DE04
流行りのアウトドアスタイルでDEシリーズ随一の走破性を実現。
トラディショナルなミキストフレームのように見えるサイドビューに、3インチ幅の極太タイヤを搭載しました。極太タイヤを使っているため、安定感はDaytona Mobilityの自転車の中でもピカイチです。
そのため、山道やオフロードでもスイスイと快適な走行ができます。ちょっとした荒地や砂利道なども走行したい方には、DE04がおすすめです。
フレーム素材 | A6061 アルミニウム製 |
カラー | リンクルグリーンリンクルレッドリンクルイエローリンクルサファリ |
車体サイズ(折り畳み機能なし) | 1620mm×580mm×950mm |
変速段数 | 外装8段変速 |
ホイールサイズ | 20インチ(ETRTO406) |
シリーズ随一の走破性!DE04の詳細はこちら
まとめ:ミニベロで気軽かつ快適にポタリングを楽しもう
- ミニベロは折り畳み機能により、便利な移動が可能
- スタイリッシュな見た目でお洒落にポタリングできる
- ゆったりと散歩するような気持ちで自転車を走らせよう
この記事では、ミニベロを使うメリットやデメリット、選び方、おすすめモデルなどについて紹介しました。
ポタリングの楽しみ方は、人それぞれで自由です。方法にこだわりすぎることなく、ご自身がイメージするような楽しみ方でポタリングを行ってみましょう。
またミニベロに乗って気軽な気持ちで街に出て、ぜひ快適に楽しんでみてください。