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【アーサーのポタリングレポート】第6回:リフレクション船明ダムの周遊ポタリング

ポタリングしていて途中の道の駅で野菜やら調味料やら色々と買いたくなってしまうのですが、積載のことを考えて変えずじまいのもどかしい日々です。こんにちは“孤高のポタライダー”アーサーです。

コース概要

船明ダム近くの道の駅 花桃の里からダム湖を北に走行、途中天竜川から支流の気田川に進路を超えて川沿いに走る。
秋葉山麓の秋葉山神社下社のあたりから気田川を渡り、R362を二俣方面へ山間部を走行します。
二俣から再び天竜川沿いに走行し、船明ダムまで戻ってくるコースです。

走行距離:40.7km
獲得高度:384m
所要時間:4.5時間(休憩含む)

静岡県西部の浜松市を流れる天竜川、天竜川が平野部から山間部に入り最初のダムが船明ダムです。
ダムで水を堰き止めることでダム湖が生まれます。今回のスタート地点の道の駅 花桃の里はダム湖の湖畔にある道の駅です。
船明ダムのダム湖は湖面が広くて、水面も仇やかなことからボート競技にも利用されています。
この日は、中学生でしょうかね?学生が実習授業か何かでボート体験をしている様子でした。

スタートしてからしばらくダム湖沿いに走っていきます。ストレートで路面も綺麗ですごく走りやすい道がしばらく続きます。
今回は久々に乗車するDE01なので、サドルのポジションやブレーキやギアの具合を確認しながら走ることができました。
天竜川を渡る橋の手前で側道に道を逸れます。
ここからは一気に川沿いの細道になり、それはそれで楽しめます。

天竜川と支流の気田川の分岐点に掛かる橋です。橋も道幅が狭いので車の場合は注意が必要ですね。
対岸から車が来ないのを確認してから渡らないと立ち往生してしまいます。
そんな細い小道も、ポタリングでは楽しい細道です。左右の欄干も低くて開放感があります。

川沿いに所々に集落があって、田畑があって、そうすると神様もいます。

川沿いの細道がしばらく続きます。気田川はラフティングなどの川下りも楽しめる川で、川も道も曲がりくねっています。
とはいえ、道は平坦なので快適な走行が楽しめます。木々が生い茂っており夏場とかは陰になって走りやすそうです。
この日はそれほど日差しが強くはない日だったのですが、木漏れ日が溢れて印象深い写真が撮れますね。

気田川沿いに遡って走行していくと秋葉山神社への参道入り口に辿り着きます。
秋葉山神社といえば、前々回にポタリングした可睡斎にも縁がある神社でして、もともとは秋葉山で神仏が一緒くたに信仰されていたものが、明治以降の神仏分離によって秋葉山には神社が残り、仏の部分が可睡斎に移管されたという経緯があります。
結果だけ記載するとサラッとしていますが、実際には紆余曲折あったんだろうなと考えると感慨深いものがあります。

ピンボケの奥に登山道が続いており、左上の方に道が続いていくようで、入り口からかなりの斜度でした。
“秋葉山本宮秋葉神社”立ち寄ってみたいですが標高800m、3.5kmの登山道を登った先ということで今回のところは見送りです。

道は川沿いの道から山間部を抜ける国道R362へ。交通量も増えて大型のトラックも走るのでこういった箇所は少々気を使いますね。
道沿いの工場裏手に黄色の花が群生してました。日差しが向こう側からなので、花はみんなこちらに背を向けていますけど。
逆光の光の加減と山の暗さがコントラストを生み出していい感じです。

本日の昼食は手打ちそばハナレへ。名前の通りR362から少し離れた場所にあります。築150年の古民家のお店で畳の居間に上がっていただけます。

注文した品はざるそば、十割そばとのことですが、素麺かというほどの見事な細麺。それでいてコシがあって、喉越しも楽しめるお蕎麦でした。
お酒メニューも魅力的なラインナップが並んでいて、夜営業にもぜひ訪れてみたいものです。
トロトロの蕎麦湯もいただけて、のんびりと楽しみたいお店ですね。

さて、昼食後は再びR362を走行して二俣で再び天竜川に戻ってきました。
川沿いを上流に走っていくと、見えてきたのは船明ダム。
ダムというよりは巨大な水門といった感じですが、このゲートはローラーゲートといって世界最大級の規模だそうです。

ダムの堤の上は道路になっており、普通に通行できます。
下流方面ですが水面との高低差があまりないので普通の橋の上からの写真に見えますね。

ダムの上流側の写真。こちらも並々と水が溜まっており、水面がすぐそこまで迫ってきています。

これ、バイクライダーやローディーたちの間でもすごく有名な”アレ”です。
ゴールまであと少しの地点で現れた「月」まで3kmの標識。
あと少し月までポタリングしてみるか悩みます。

ダム湖にかかる夢の架け橋を自転車で渡ります。渡り切った向こう側が道の駅 花桃の里。
路面が硬く凸凹していて思ったよりも走りにくかったです。
途中、道の中央部が人工芝になっているエリアがあるのですが、自転車要注意!
芝目でタイヤが取られて確実に転倒します。

そういえば、この日は無風で終盤には天気がかなり良くなっておりました。
最高の湖面状況で見事なリフレクションが撮影できました。

まとめ

本日の相棒は久々のDE01。
DE01はすごく乗りやすくていい自転車です。
ただここ数回はDE02やDE01Xの乗車が多かったので、同じ感覚で走るとやはりスピードは劣る感じですね。
DE02やDE01Xは20km/hオーバーでのスピードでもスイスイ進んでいくのに対して、DE01は18km/hくらいまでがちょうどいい。
この辺りの感覚は乗り続けていないとわからないかもしれませんが、普段自分がどういった自転車の乗り方をしているか?などで判断してみてもよろしいかと思います。

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