紅葉を追い求めて走ってきましたが、12月初旬となり、そろそろ見納めになりそうです。
こんにちは“孤高のポタライダー”アーサーです。
コース概要
実はデイトナの近くには趣のある寺社仏閣が点在しています。
今の時期は紅葉が綺麗で賑わいを見せるような場所もありますが、近すぎて意外と訪れたことがないというのが人の性というもの。
今回はデイトナのすぐ近くの紅葉スポット、大洞院と小國神社をふらっと訪れてみました。
走行距離:12.00km
獲得高度:299m
所要時間:2.5時間(休憩含む)
大洞院へポタリング
1411年に開山した曹洞宗の名刹“橘谷山 大洞院”(きっこくざん だいとういん)。森の石松の墓があることでも知られています。
散策して気になったのがこの写真の本堂と参道の配置。
階段の参道を登ると真正面に本堂があるのではなくて左手奥に本堂が配置されております。
ですので、石畳の参道も境内を斜めに伸びております。
長方形の敷地に大胆に斜めに伸びる石畳の構図が印象深いです。
穴場的な紅葉の名所大洞院
すぐ近くに小國神社があるためか、紅葉の見どころとしては穴場的存在の大洞院。
決して広くはない境内に紅葉の配されていて見事な紅葉がみられます。
本堂が石段を登った上にあったり、小川が流れて橋がかかっていたりと、立体的で散策していていろんな角度で撮影を楽しむことができます。
商売繁盛 森の石松のお墓
大洞院は森の石松のお墓があることでも知られています。
森の石松とは幕末の侠客、清水次郎長の子分でして、清水の次郎長の方は漫画ちびまる子ちゃんのなかで、まる子や智蔵が度々口にしていますね。
この森の石松のお墓の墓石が商売繁盛やギャンブルなどのご利益がある縁起物ということで、勝手に削られ続け原型を留めなくなってしまったそうで、現在の墓石は3代目だそうです。
紅葉で賑わう小國神社
大洞院が穴場であれば本命はこの小國神社。
広い境内には古代の森と呼ばれる木々が生い茂っていて、紅葉の名所とも知られています。
秋口になると七五三の家族が多く訪れるようになり、紅葉〜初詣と連日のように賑わいを見せる日が続きます。
週末ともなると周辺は渋滞も起きて、駐車場に入るまでに数時間かかったりもします。
その辺りはポタリングということもあって、ささっと入り口まで辿り着けてしまう良さがあります。
鳥居を潜って境内に入ると古代の森の参道が広がります。
脇には池と橋などとともに社殿が配置されております。
見事な御神木の大杉、樹齢は約1000年、周囲が約9メートルの大木ですが、昭和47年の台風で倒れ、今では幹の部分のみが御神木として祀られています。
こちらが本殿、平日にも関わらず、参拝するお客さんが後を断ちません。
小國神社の紅葉スポット
古代の森の参道を進み、本殿でお参りしてからが紅葉スポットとして小國神社の本番です。
本殿前から右手に境内を抜けていくと小川沿いに木々の紅葉が見られます。
ひんやりとした雰囲気が、厳かな神社の雰囲気と相まっていい感じです。
小川に降りることもできるので、こんな感じに水面近くからのリフレクションの構図もとれました。
この辺りは、駐車場から続いて道も舗装されますので、自転車と一緒の撮影もできます。
神社の入り口のあたりに小國ことまち横丁があり、お土産屋さんやカフェなどの小さなお店がいくつか軒を連ねています。
帰り際にお団子屋さんで団子をいただいてきました。
ここのお団子やさん、みたらしやこし餡などのベーシックなものからチョコや明太子マヨなど斬新なものまで40種類以上のお団子が楽しめます。
でもここは前々回の美味しかった美味しかった思い出にちなんでみたらし団子をいただいてきました。
森町の紅葉ポタリングまとめ
今回はデイトナのある森町の紅葉スポットを訪れてみました。
走行距離も12kmとこれまでで最も短いポタリングでした。
でも事前に計画も立てずにふらっと思いつきで訪れる、そんな感じがポタリングらしいともいえます。
午前中の時間だけで回れるのでちょっとした時の気分転換などにもいいですよね。
今回の旅のお立ち寄りスポット