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【アーサーのメンテナンスレポート】 自転車も大掃除?私にでもできる自転車メンテナンス聞いてきました!

先日、大掃除のための掃除関連の道具を買い出ししてきました。
12月も残り後わずか、今回はポタリングしていません。こんにちは“孤高のポタライダー”アーサーです。

今年も後わずかですね、皆さん今年どれくらいポタリングしましたか?
私は、この連載だけでも10回ほどポタリングしてきました。
走行を重ねるとだんだん気になってくるのが、車両の汚れではないでしょうか?
お家の大掃除も大事ですが、愛車のお手入れも一緒に済ませてしまいましょう。
前日、デイトナを訪れた折に、自転車初心者でも比較的簡単にできる汚れ落としについて聞いてきましたので今回はレポートしたいと思います。

綺麗にしたい場所3つ

日常的に自転車を利用していて汚れやすくぜひお手入れしてほしい場所は以下の3点

  • 真っ黒ベトベトな自転車のチェーン汚れ
  • 汚れているとやっぱり目立つ自転車のフレーム汚れ
  • 拭き掃除するだけ簡単綺麗に自転車のホイール汚れ

それぞれ、どんなお手入れが必要か伺ってきましたので順番にレポートしていきます。

真っ黒ベトベトな自転車のチェーン汚れ

自転車で一番汚れている場所はといえばやはりチェーンではないでしょうか?
写真でも全体的に黒くチェーンに汚れが付着しているのがわかりますでしょうか?
触れると、真っ黒なベトっとした油が付着して洗ってもなかなか落ちませんよね。
チェーンは歯車が噛み合って、動きを伝える部分なので、動きをスムーズにするために、もともと油が塗布されています。
自転車で走行していると、巻き上がった砂や埃、排ガスなどの汚れが付着してやがて黒ずんでいきます。
そのままにしていると、見た目にも汚いだけでなく、チェーンの間に付着した汚れが邪魔をして動きが滑らかでなくなっていきます。
結果これまでより、漕いでも進まなくなってきますので見た目だけではなく、走り心地にも影響してくる重要な部分です。
放置しておくとチェーンが錆びたり変速がしにくくなるなどの弊害も出てきます。

チェーン汚れにワコーズのチェーンクリーナー

そこで登場するのがワコーズのチェーンクリーナーです。
クリーナーは色々なものがありますが、デイトナスタッフSが愛用しているのが、このワコーズのチェーンクリーナー。

スプレータイプなので、直接チェーンに吹き付けて使用します。
この時、汚れてもいいウエス(雑巾)などで、液だれや余計な場所への塗布を避けながら、チェーンを回しながら全体に吹き付けてしばらく待ちます。
汚れがあまりにもひどい場合は、チェーンを外してチェーン全体を洗浄液につけてもみ洗いのようなことをするそうなのですが、素人にはハードルが高いですし、チェーンを外すことでチェーンが伸びてしまうなど、少なからずチェーンにダメージがあるそうなので、お手軽に作業ということであれば、チェーンを装着したまま、スプレータイプのクリーナーで洗浄するのが良いとのことです。

クリーナー塗布後、しばらくすると汚れが浮いてきますので、スプレーをブラシに持ち替えて汚れを落としていきます。
次にチェーンを回して、全体のチェーン汚れを拭きとってしまいましょう。
使用するウエスは、汚れを拭ければどんなものでも良いのですが、手拭いの切れ端など、使用している際に毛くずが出てしまうとそれが新たな汚れのもとになりますので、専用的なウエスを利用することをお勧めします。

クリーナーによってチェーンが綺麗になりました。
チェーンの内側には多少の汚れが残っていますが全体的に地肌の銀色になっているのがお分かりでしょうか?

油汚れを落として油をたす

次に錆止めと可動部の動きをスムーズにするために油を塗って仕上げをします。
そこで取り出したのが、こちらもSさんのお勧め品、フィニッシュラインのウェットタイプ。

私の自転車の乗り方が、週末に数十キロ走る、メンテナンスは自分ではそれほどしないといったことを踏まえて、今回のウェットタイプのチョイスになりました。
これを、チェーンの繋ぎ目に1滴ずつ落としていき、チェーンを回して全体的に馴染ませればチェーンの汚れ落とし作業は完了です。

作業のための道具はいくつか事前準備する必要がありますが、チェーンを外すことなく簡単に汚れを落とすことができました。
クリーナーに関してはもっと強力なものもあったりするそうなのですが、綺麗に落とし切ってしまうことで、動きがギスギスになってしまう。
特に高級なチェーンなどは接合部の中に上質な油が塗ってあったりするそうなので、かえって動きを悪くしてしまうことにもあるそうです。
程よく汚れを落として、程よく油を残す。そのあたりのバランスがワコーズのお勧めポイントだそうです。

汚れているとやっぱり目立つ自転車のフレーム汚れ

次に作業したのが、フレームについた汚れ。写真はちょうどサドルの手前の部分です。
自転車に乗る時などに跨いだ際に、靴の底が当たって擦れたような感じでしょうか?
指先で擦ってみても落ちる様子はありませんでした。

そこで再び登場したのがワコーズのフォーミングマルチクリーナーです。
(決してワコーズの回し者ではありません。デイトナ自転車スタッフの愛用品なだけです。)

泡タイプなので直接、汚れの部分に吹き付けて少し待ちます。
あとはウエスで擦って拭き取るだけ。この商品は水洗いも不要です。

大きくついていた汚れを綺麗に拭き取ることができました。

拭き掃除するだけ自転車のホイール汚れ

最後はもっと簡単、ホイールについた汚れを落としていきます。
ホイールに黒ずんだ汚れがついているのがお分かりでしょうか?

硬く絞った濡れ雑巾などで汚れの部分を磨いていきます。

水拭きだけでピカピカになりました。
もし、落ちにくい汚れなどがあったら、台所で使用するような中性洗剤を少し使ってみてくださいとのことでした。
ただ、チェーンなどに液ダレしてしまうような使い方をすると、必要な油を取ってしまうことになるので、その点は注意して使用してくださいとのことでした。

まとめ

チェーン、フレーム、ホイール、あなたの自転車も綺麗になりましたでしょうか?
チェーンなどは自転車の寿命や走り心地にも影響する箇所なので、定期的に確認してメンテナンスするのが長持ちさせるポイントです。
ちなみに今回のようなクリーニング作業の時は、汚れが大きい場所から綺麗にしていくそうです。
その際、汚れを落とす時に、汚れが手に付着したり、飛んだりすることもあるそうなので、ハンドルやサドルのようによく触るような箇所や汚したくない場所にはラップをぐるぐる巻きにして養生しておくそうです。
また、手が汚れるので、使い捨てのゴム手袋を使用しているそうです。こういったものも事前にあると便利で手入れをしやすくなりますね。

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