年が明けてからずっと天気予報と睨めっこ「暖かい」「風がない」そんな日がようやくやってきました。
こんにちは“孤高のポタライダー”アーサーです。
コース概要
伊勢湾の南東部に位置する渥美半島の田原市の道の駅 田原めっくんはうすが今回のポタリングのスタート地点。
そこから北東に走行して吉胡の菜の花畑を訪れた後に、標高250mほどの蔵王山展望台を目指します。
蔵王山から北西に下って、伊勢湾沿い海を見ながら走り、馬草の菜の花畑まで走ったら内陸の道を田原めっくんはうすまで戻ります。走行距離:33.07km
獲得高度:396m
所要時間:3.5時間(休憩含む)
春の田原のポタリング
年が明けて、1月末から田原市では、そこかしこに菜の花が咲いています。
大小様々な菜の花畑もあり、まだ寒さも残るこの時期、黄色に咲き誇る菜の花は田原の春の訪れを告げるとともに人気の観光スポットの一つです。
私の持つ防寒具では冬場のポタリングとしては少々心許ないということもあり、年明けから暖かく快晴で且つ風の弱い日を狙ってようやくポタリングしてまいりました。
最初は吉胡の菜の花畑へ
道の駅 田原めっくんはうすをスタートして北東へ、汐川の堤防を走ります。
右手には汐川、左手には今日頂上まで走る予定の蔵王山が見えます。
堤防下から逆光で撮影。ほんとに暖かくて走りやすかった。
山の上にある白い建物が蔵王山展望台。本日はあそこまで登ります。久々のポタリングなのでちゃんと登り切れるのか少々不安があります。
所変われば景色も変わる。途中に広がっていたブロッコリー畑。
静岡だったら、間違いなくお茶畑が広がっているところ、田原市ではキャベツやブロッコリー畑が広がっています。
そして最初の菜の花畑「吉胡の菜の花畑」に到着
まさにこの日のために用意したイエローDE01!
遠方に蔵王山を望んでの自転車カット。さあこれからいよいよヒルクライムですよ!
蔵王山ヒルクライム
そしてこれから蔵王山へ向かうのですが、ここから色々と想定外の事態が。。。
まずは最初の想定外は、あらかじめ設定した吉胡の菜の花畑から蔵王山へのルートをしばらく走行すると、未舗装地帯に!数百メートルの間、畑の間や牛舎小屋の前の砂利道を進むこととなりました。
(DE01Xじゃなくて、太めのタイヤのDE01でよかった!)
さらに斜度が緩く登りやすそうと選んだ北東側の登山道が、なんと工事のために通行禁止に!
迂回路として案内されたのが、反対側の南西からの登山ルート。
多少悩みはしたものの、全体として走行距離が長くなりすぎることもなさそうなので、麓をぐるっとまわり込んで蔵王山を目指すことにしました。
蔵王山は標高250mほど、南の登り口で50m近くあるので、200m近くの標高を約3.5kmで上がります。
私個人の感覚なのですが斜度10%未満の登りであればDE01で充分に登っていける。
登りは焦らずのんびりゆっくり確実にということで、トラブルや不安もなんのその、難なく頂上まで辿りつくことができました。
やはり電動アシストの力って凄いです。
蔵王山の頂上からは南側には太平洋が北側には伊勢湾が、北東側には豊橋の港や工場地帯が一望できます。
この日はあまりにも天気が良さすぎたこともあって、遠方は霞んで見えたのが少しの残念ポイント。
北側にをバックに撮影。伊勢湾の向こうに蒲郡などの向こう岸が見えるはずなのですが、この日は遠くの方は霞んで海と空の境界線がわからない遠景カットになりました。
蔵王山にはこんなに立派な展望台もあります。
夜景も綺麗なそうなので、是非とも季節や時間を変えて訪れたい場所です。
カタログ撮影にも使われた白谷海浜公園
蔵王山からは山を下って伊勢湾側に走行し、やってきたのが白谷海浜公園。
この公演は、過去にカタログ撮影のためにデイトナスタッフも訪れたことがあるそうです。
陸上競技場や芝生の広場が広がりますが、今の時期は人もまばら。
そういえばカタログでこんな感じのカットがあったかなぁと思い出しながら撮影してみました。
自転車と、海と空。ちょうど自転車の下に大きなコンテナ船が航行中でした。
ちょっと引いてみて、太いヤシの木と自転車。
芝生が気持ちよくって、ピクニックするのにいい場所ですね。子連れでのんびり訪れたいところです。
菜の花畑2つ目「馬草の菜の花畑」
さてここからは菜の花畑が続きます。
ここ馬草の菜の花畑は最初の場所と同様に車を止める場所がほとんどないので、ポタリング向きの場所です。
特に馬草の菜の花畑の周辺には他の菜の花畑もあるので人気も少なく穴場的なスポットです。
この時も他には誰もお客さんもいなくてのんびり撮影することができました。
こんな感じの街道沿いに広がっています。
間違い探しです。
菜の花畑3つ目「加治の花畑」
そして本日3つ目の菜の花畑は加治の花畑。
今日訪れた中では一番大きな花畑で、駐車場もあって、何人かお客さんもおりました。
近くに養蜂場もあるようで、花畑の中に入ると、ブンブンブンとミツバチの羽の音が聞こえてきます。
ここではちょうど菜の花畑を手入れしているスタッフの方がいて、「黄色の自転車いいねぇ」とお褒めのお言葉をいただきました。
そうです、この菜の花畑を訪れるためにDE01イエローでやってきたのです!
スタッフの方には「ピークがちょっとすぎちゃててごめんなさい」ともおっしゃられましたが、いやいや充分にすごいですよ。こちらの花畑。
花畑に埋もれたDE01。少しだけトーンが違うのが悔しい。
加治の花畑までやってくると、スタート地点の田原めっくんはうすはすぐそこ。
今日の道中にいろんなとこで見かけた、春キャベツやブロッコリー、そして菜花も!購入して後日美味しくいただきました。
田原市の春の菜の花ポタリングまとめ
菜の花畑を主にまわってきました。田原市には菜の花畑フェスティバルなどの催しや有料で公開している場所など、まだまだ様々な菜の花畑があります。
それぞれの場所で、個別のルールや混み具合などが違うと思いますので、その場所場所で適切な行動を心がけてください。
渥美半島のある田原市。なんとなく先端の伊良湖岬まで往復ドライブして終わりってイメージの場所なのですが、ポタリングの場所として周辺を散策してみようと考えると色々と楽しそうな場所です。
ひまわりや電照菊、ずらっと続く銀杏並木もあったりと、季節折々にポタリングしたくなりそうです。
あっ、でも冬場のサイクリングで風の強い日に当たってしまうと、ゆるポタのつもりがハードモードになってしまうのでお気をつけください。
暖かな日に黄色と青をカメラに収めることができて大満足の田原ポタリングでした。