今年はずいぶんと夏日が続いたこともあり、紅葉の時期も随分と後ろにずれ込んでいるようです。よし、まだ紅葉に間に合うぞ!と、走ってまいりました“孤高のポタライダー”アーサーです。
コース概要
ゆるキャンにも、登場するキャンプ場としてお馴染みの渚園近くの公園をスタートし、浜名湖を時計周りに走ります。浜名湖東側から豊橋方面に走り普門寺を目指します。帰りは海沿いを走り弁天島を渡り戻ってきます。走行距離:48.44km
獲得高度:346m
所要時間:4.0時間(休憩含む)
浜名湖を自転車で走る
うなぎの養殖で有名な浜名湖ですが、サイクリストにとってはハマイチというサイクリングコースでも有名な場所です。浜名湖南東側、浜松市雄踏総合公園をスタートし、東に走ると早速、浜名湖の中洲へ渡る橋があり、壮大な浜名湖のパノラマを目にすることができます。
橋を渡り信号を左折して、さらに橋を渡って進んでいくと渚園が見えてきます。週末はいつも混んでいるキャンプ場ですが、さすがに週始めの平日、テントも数台しか立っていませんでした。
まさに、海中道路といった感じのこの道は、景色も良く、ハマイチのサイクリングロードの一部ではありますが、普段から風も強く、欄干も低い場所が多いので、十分に気をつけて走りましょう。
道は弁天島へと続き、新居の競艇場へと続く橋へとつながっていきます。ここは国道1号線、東海道線、東海道新幹線と並走できるスポット。自転車で走っていると、数メートルと新幹線が走り抜けて行きます。この辺はハマイチでも走っていて楽しいエリアです。
そして新居町へ入っていくと、街中だったり、幹線道路を黙々と走る、比較的単調なライドが続きます。黙々と走ること、10キロ近く摩利支天が祀られている東雲寺にやってきました。小さなお寺ではありますが、春の摩利支天大祭の時には出店も立ち賑わいを見せるようです。
田畑を抜けて、道を走り、今日の目的地普門寺にやってきました。ここまでおよそ22キロ、ポタリングにしては、かなりの長距離を一気に走ってきましたが、冬ということもあり、ほとんど汗をかいておりませんでした。
豊橋の紅葉寺、普門寺
普門寺に着くと、紅葉寺、普門寺へようこそ!と、地蔵が出迎えてくれました。
既に見頃を過ぎた。紅葉もあれば、色づきも緑が残る紅葉もあり、12月も半ばと言うのにまだしばらくは紅葉を楽しめそうです。
境内には、ヒマラヤザクラという、秋に咲く桜がいくつか植えられており、紅葉の紅葉と満開の桜を同時に見ることができました。
今日もほんとに快晴でよかった!紅葉が青空によく映えます。
遠州灘を目指して丘を越えていく
さて、帰り道、まずは南へと走り海岸線を目指します。
工場地帯を抜けたと思ったら、次は見渡す限りの畑でした。景色はいいけど、匂いがちょっとばかしキツい。
海が見えた、一気にこの高さを下っていきます。
太平洋、遠州灘にやってきました。見渡す限り海と砂浜が広がっています。
ここからは、しばらく、海を眺めながら、海沿いを走って行きます。
ずっと海岸線が続いています。右横のほうに見えるのは伊良湖岬です。
弁天島、鳥居に沈んでいく夕陽
そして、新居町を抜けて、再び弁天島前へ。
この時期は、舞阪町観光協会のほど近く、弁天島海水浴場のあたりから、浜名湖の赤鳥居に重なるように沈んでいく夕日が見られます。
普門寺ポタリングのまとめ
普門寺に紅葉見に行く、という目的のために設定した今回のルート。走行距離48kmでなかなか走りごたえのあるコースになりました。立ち寄るスポットも、それほど多くはなく、ただ走り飽きないために、走りやすそうだったり、景観の良さそうなルートを選んでみました。スタートの時間を遅くしたので、ちょうど弁天寺まで夕日が見れてよかった。目的は1つか2つあればいい、何もない道中を楽しむのがポタリングかなと感じました。