こんにちは!石川県金沢市在住のぶっち〜です。北陸の温泉地にある「総湯」を巡るポタリング「温ポタ」を楽しんでいます!「総湯」とは、北陸地方の共同浴場のことで、地元の人や旅人が集う憩いの場になっています。これまで片山津温泉、山中温泉を巡り、今回は「山代温泉」の総湯へ!ポタリングとともに、その魅力をたっぷりお届けします!

今回訪れる山代温泉は石川県の加賀温泉郷のひとつで、約1300年の歴史を誇る名湯。美食家であり芸術家でもある北大路魯山人をはじめ、多くの文化人を魅了してきた温泉地です。
夕暮れの温泉街を巡る今回のポタリングコース
今回の目的地、山代温泉は「加賀温泉駅」から約5kmの距離。ポタリング初心者でも気軽に楽しめる短めのコースです。そこで今回は昼過ぎにゆっくりとスタートし、温泉街の夕暮れから夜にかけての幻想的な雰囲気を満喫することにしました。

それでは、「ぶっち〜の温ポタ!紀行」第3弾加賀温泉郷・山代温泉編 スタートです!
山代温泉へ向かう前に美味しいランチを
加賀温泉駅から山代温泉まではポタリングで約30分の距離。せっかくなので、スタート前に美味しいランチで腹ごしらえすることに!そこで向かったのが、加賀温泉駅内にある「ゆのまち加賀」。

「ゆのまち加賀」は、待合室や観光情報センターに加え、クラフトビールのお店、カフェ&うどん・そばのお店、そして多彩なお土産を揃えたコンビニ「おみやげ処加賀」などが揃う施設。どこで食べようか迷いながらぶらぶらしていると、奥に気になるスペースを発見!
地域と人がつながる新しい場 〜 シェアスペース「えきのわ」 〜
施設の奥にあるのは、にぎわい交流スペース「えきのわ」。 ここでは、シェアキッチンを活用して、新しい挑戦を応援したり、学習やイベントスペースとしても活用され、地域の人々が集う場所になっているらしい。

キッチンカウンターに目をやると、シェフとスタッフが忙しそうに動いている。 「今日は何を作っているのかな?」 と気になり、入り口の看板をチェックしてみると……スパイスカレーのメニューが!
これは絶対美味しそうなやつ。。。
こだわりのスパイスカレー!〜LUCCI CAFF 【ルッチカフェ】〜
今日は「LUCCI CAFF 【ルッチカフェ】」さんが出店らしい。自家製発酵調味料や米油を使ったこだわりのスパイスカレーを提供しているとのこと。メニューを見ると、どれも美味しそう!これは入るしかない……。

店内は、キッチンカウンターを中心に落ち着いた和モダンな空間。

さっそくカウンターへ向かい、注文することに。
迷ったらコレ! 贅沢な「3種がけ」スパイスカレーを堪能
スパイスカレーが3種類で「能登味噌バターチキンカレー」・「トマト麹キーマカレー」・「りんご麹ポークキーマカレー」。どれも美味しそうなので絞れないなぁ。。。迷っていると、お店の方が「3種がけがおすすめですよ!」と。これはもう、贅沢に3種全部いっちゃおう!

運ばれてきたカレーを見て「うわっ!美味しそう!!」と思わず声が出てしまうほど。彩り鮮やかで見た目も最高。家ではなかなかここまで具沢山なスパイスカレーは作れないので、特別感があって幸せな気分に。金沢カレーもいいけど、たまにはこういう本格スパイスカレーもいいなぁ。しかも、この日は2月2日「節分」ということもあり、お豆さんが添えられてた!こういう心遣いがまた嬉しい。

「LUCCI CAFE」さん、ご馳走様でした〜!さて、お腹も満たされたし、いよいよポタリング開始です!
加賀温泉駅から山代温泉へ向けて出発!!
1年近く輪行袋で移動していると、自転車の組み立てもすっかり手慣れたもの。 サクッと準備を済ませ、いざ出発準備完了!せっかくなので、旅のスタートを記念して、駅前で一枚。

ここから山代温泉までは約5km。ちょうどいい距離感のポタリングを楽しみながら、温泉街へ向かうワクワク感を胸にペダルを踏み出す!
標識の中に3つの温泉地が並ぶ加賀温泉郷の交差点
駅を出て少し走ると、すぐに目に入ったのが「片山津温泉・山中温泉・山代温泉」と書かれた標識。1枚の標識に3つの温泉地が並ぶ光景は、温泉地が密集する加賀温泉郷ならでは!

次の信号を右折すれば、山代温泉まではあと20分ほどの道のり。 さあ、ここからはのんびりと風を感じながら、温泉街へ向けて心地よいポタリングを楽しもう!
あっという間に山代温泉到着!
県道147号線を進み、住宅街を抜けると……気づけばもう山代温泉に到着! 「本当に近いな〜」と思わず驚くほどの距離感。サクッとアクセスできる手軽さも魅力のひとつ。気軽に訪れることができる温泉地って、やっぱりいいなぁ。

ちなみに、DE01の後ろに写っているのが今回のメイン「総湯」。 でも、ここは最後のお楽しみとして、とっておくことにしよう。
温泉文化が息づく街並みを散策場所
まずは、温泉街の周辺案内図を見ながら散策スポットをチェック!「総湯」の周囲は「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれ、江戸時代には共同浴場を中心に温泉宿が立ち並んでいた。その名残が今も残り、歴史を感じる風情ある街並みが広がっている。

せっかくなので、温泉街の風情を感じながら、のんびりポタってみることに。 どんな出会いがあるか楽しみ!散策ルートを考えつつ、まずは神社へお参りすることに!
服部神社でお参り「今日もいい出会いがありますように。。。」
服部神社の境内には「平成山代八景」の一つである、樹齢200年以上の巨樹がそびえ、荘厳な雰囲気を醸し出している。百段の石段を登り、本堂で手を合わせる。
「今日もいい出会いがありますように……。」

正面鳥居の右側にある「一言地蔵」は、一言だけ願いを叶えてくれるお地蔵さま。気づかずに通り過ぎ、帰宅後に知って後悔…。次回こそ、しっかりお願いしよう!
北大路魯山人が過ごした空間 〜 魯山人の別荘「いろは草庵」〜
鳥居の横に佇む「いろは草庵」は、北大路魯山人が大正4年に滞在した寓居跡。仕事部屋や書斎、囲炉裏の間、茶室、作品が展示された土蔵などがあり、当時の暮らしや創作の息吹を感じられる空間になっているらしい。

魯山人がどのような時間を過ごしていたのか。さっそく中へ入ってみることに。
大正時代の趣が残る空間へ
扉を開けると、ふわっと漂う木の香りと、どこか懐かしい温もりに包まれる。 そこに広がっていたのは、大正の古き良き趣を感じさせる「囲炉裏の間」。

落ち着いた和の空間に、使い込まれた囲炉裏が静かに佇んでいる。ここで魯山人は何を思い、どんな時間を過ごしていたのだろう。 そんな想像を掻き立てられる、趣深い空間が目の前に広がっていた。
遊び心を感じる大正レトロ 〜 人の顔に見える?可愛い電話機 〜
ふと壁に目をやると、そこには大正ロマン漂うレトロな電話機が掛かっていた。よく見ると……あれ? なんだか人の顔に見えない?まるでこちらを見つめているようなユニークなデザイン。こういうの、大好きだわ!! レトロなのにどこか愛嬌があって、眺めているだけで楽しくなってくる。

こんな遊び心あふれる電話機が、当時の暮らしの一部として使われていたなんて。。。想像するだけでワクワクするなぁ。
庭を眺めながら、ほっと一息
2002年の一般公開にあたり母屋と展示室を繋ぐように設置されたのが、この庭を眺めながらくつろげる特別な空間。 静かに佇む日本庭園を前に、心がふっと落ち着いていく。

入館料には、お茶と和菓子のサービスも含まれているらしく、いただくことに。お茶は「加賀棒茶」。そして和菓子は「地の香」というきな粉を水飴で練り上げ、上質な和三盆をまぶした干菓子。これがまた、加賀棒茶との相性抜群!上品な甘さが口の中でふわっと広がる。

この日は来館者も少なく、まるで庭を独り占めしているかのような贅沢な時間。 静寂の中、ゆっくりとお茶を味わいながら、しみじみと幸せを感じるひととき。

魯山人がこの山代の地に惹かれた理由が、なんとなくわかるなぁ〜。 ここで山代の旦那衆たちと語り合い、楽しい時間を過ごしていたのだろう。想像するだけで、またこの場所に訪れたくなる。
かわいい「やましろ散策マップ」を発見!
いろは草庵を出て 温泉街のレトロな雰囲気を楽しみながらポタってると、ふと目に入ったのがかわいいイラストで描かれた「やましろ散策マップ」!見ているだけでワクワクしてしまう。

せっかくなので、この「やましろ散策マップ」を背景にDE01の写真をパシャリ!DE01の愛らしい雰囲気がしっくり馴染んで、なかなかいい感じの一枚に。さて、次はどこへ行こうかな?
さらに温泉街を探索! 〜 たこ焼き屋台を発見!〜
温泉通り商店街を走ってると、屋台発見!!近所の人たちが買いに来ていて、なんだかすごく美味しそう。でも「温泉地に来てまで、たこ焼きを食べるのはどうなんだろう……」と一瞬ためらい、いったん通り過ぎることに。
でも、やっぱり気になる。。。関西人として、たこ焼きを見過ごすわけにはいかない!!

意を決して戻り、屋台の前へ。 千枚通しでクルクルとひっくり返されるたこ焼きを見ていると、なんとも言えない心地よさを感じる。この音、このリズム……やっぱり良いよね。「一つくださ〜い」

焼き上がるまで少し時間がかかるとのことなので、しばし待つことに。お店の人が「横でイベントもやってるよ!」と教えてくれた。ちょっと覗いてみたい気もするけど、ひとりで入るのは少し勇気がいる……。とりあえず、外のベンチで待つことにしよう。
えっ!!何でここいるの?仕事仲間に遭遇!?。。。
ベンチに向かおうとしたその瞬間、あれ? どこかで聞いたことのある声が。。。そこにいたのはまさかの仕事仲間。。。!!
お互いに目が合い、思わず「えっ!! なんでここに!?」と声をそろえてしまう。

彼女は「みちに八角」というスパイスカレーを店舗を持たずにイベント中心で展開していて、今日は「おんせん図書館みかん」に出店していた。まさかこんな場所で遭遇するなんて…! さっき服部神社で願った「良い出会い」のおかげかも?
せっかくなので、彼女に案内してもらいながらイベントをのぞいてみることにした。
温泉街の空き家が生まれ変わる! 〜「おんせん図書館みかん」と賑わうイベント 〜
イベントを開催してたのは、山代温泉の温泉通商店街にある空き家を改装して作られた民間図書館「おんせん図書館みかん」。 平日のみ開館し、週末は不定期でイベントを開催しているらしい。

周りを見渡すと、コーヒー、ピロシキ、スパイスカレー、古着など多彩な店が並び、賑わいを見せている。温泉街の空き家や空き店舗が増える中、こうしたイベントが街の活気を取り戻してくれるのは嬉しいことだ。
さっき注文した「たこ焼き」も焼き上がったようなので、さっそくいただくことに!オーダーしたのは、ソース味と塩味の2種類。 塩味は初めて食べるので、どんな味なのか楽しみ。

なるほど……塩味の決め手は「塩こんぶ」か! これ、かなりハマる味わい。ソースとはまた違った旨みがあって、クセになる美味しさだ。
銅板たこ焼き「りぼん」さん、ご馳走様でした!
まさかの2連続カレー!? 〜 彼女の神対応に救われる 〜
せっかく偶然の再会を果たしたのだから、彼女の作ったスパイスカレーも食べたい! でも……さっき加賀温泉駅でカレーを食べたばかりで、お腹はすでに満たされている。どうしようかな……と悩んでいたら、彼女がにっこり笑ってひと言。

「お土産に持って帰って!」なんという優しい神対応!! 「ありがとう〜!!」 と感謝しながら、大事にカレーを持ち帰ることに。

自宅に戻ってからいただくと、「まじうまい!!」 スパイスの香りがふわっと広がり、奥深い味わいが口いっぱいに広がる。これは間違いなく最高のスパイスカレー!!さらに、「お土産に持って帰って」と優しい神対応をしてくれた彼女にも感謝。 「ありがとう!」
山代温泉には総湯が2つ!? 〜 贅沢な湯巡りを楽しむ 〜
山代温泉の総湯は、珍しく2つ存在する。 右側にあるのが「総湯」、左側にあるのが「古総湯」。
古総湯は、明治時代の総湯を忠実に復元した共同浴場。 外観や内装だけでなく、当時の入浴方法である「湯あみ」(温泉に浸かって楽しむだけのスタイル)までも再現しているという。まさに、時代を超えた温泉文化を体験できる特別な場所。
今回は、せっかくなので「総湯のはしご」をして、両方楽しむことに! 温泉街ならではの贅沢な総湯巡りだ。

施設の横に駐輪所があったのでDE01を停めに行くことに。
「あいうえお」のルーツはここ!? 〜 五十音図が生まれた地、山代温泉 〜
駐輪所の横に、ふと目を引く石碑が立っていた。私たちが日常で使っている「あいうえお」の五十音図の石碑。五十音図は1093年に加賀国温泉寺(現在の山代温泉)で作られたと言われている。編み出したのは、当時この地にいた明覚上人(1056〜没年不詳)。
まさか、あの五十音図のルーツが山代温泉にあるとは……!

ちょうど駐輪所で「どこに停めようかな……」と迷っていたとき、年配のご婦人が優しく「ここ空いたよ」と声をかけてくれた。どうやら地元の方らしい。こういう、温かい交流があるのも総湯の魅力のひとつだなぁ。
まずは総湯で心と身体を清めてから、いざ古総湯へ!
旧吉野屋旅館の門をくぐり、いよいよ山代温泉の湯巡りへ。古総湯には洗い場がないため、どちらを先に入るかは人それぞれ。 迷った結果、まずは「総湯」で身体を清めてから、「古総湯」へ向かうことにした。

総湯の浴室に入ると、まず目に飛び込んでくるのは大きくとられた天窓から降り注ぐ自然光。 明るく開放感にあふれ、湯気がふんわりと漂う空間がなんとも心地よい。さらに壁を彩るのは、九谷焼作家たちによる手描きのタイルアート。 伝統と芸術が融合した空間が、温泉気分を一層高めてくれる。
そして何より、お湯は源泉100%の加水なし! (かけ流し・ろ過循環併用) しっかりと温泉成分を感じながら、ゆったりと温泉を満喫できる。
総湯&古総湯、どうせなら両方楽しもう! 〜 共通利用券でちょっぴりお得に〜
総湯と古総湯の共通利用券を買うと少しお得になるよと、番台に座っていた温かい雰囲気のおばさんが教えてくれた。せっかく両方入るつもりなら、これはありがたい情報!ちなみに、脱衣所はロッカータイプではないので、入り口にある貴重品ロッカーを利用したほうが安心とのこと。温泉に浸かる前のちょっとしたアドバイスが嬉しい。

たっぷりと温泉を楽しみ、身体も芯からぽかぽか。「良いお湯でした!」とほっこりした気分でじんわりと温まったところで、いよいよ明治時代の総湯を再現した「古総湯」へ向かおう。
時を超えた温泉体験 〜 明治時代の総湯を復元した「古総湯」へ 〜
古総湯では、明治時代の入浴方法を体験できるよう、現代の温泉では当たり前のカランやシャワーといった設備は一切なし。 かけ湯をしてから湯船につかるという、昔ながらの「湯あみ」スタイル。まさに、時代を超えた温泉文化が息づいている場所だ。
脱衣所も浴室内にあり「靴下を履いたまま入ると濡れちゃうので気をつけてね」と、入り口で優しく声をかけてくれた。こうした細やかな心遣いも、どこか懐かしく、温かみを感じる。

お湯は源泉かけ流し。 循環させていないため「総湯」と比べると少し温度が低く感じられたが、そのぶん長湯ができるのが嬉しい。 じんわりと身体を芯から温めながら、明治時代の湯治客になった気分で、静かに湯に浸かるひととき。こういう温泉体験、やっぱりたまらない。

2階の休憩所に上がると、木のぬくもりが感じられる落ち着いた空間が広がっていた。湯冷めしないように、ここでしばしのんびりと過ごすことに。明治時代の人々が総湯に集まり、語らいながら温泉を楽しんでいた様子が思い浮かぶ。まさに、時を超えた温泉体験。 じっくりと山代温泉の歴史に浸ることができた。
温泉街の憩いスポット「はづちを」へ 〜 すぱクロくんと温玉プリンに惹かれて 〜
散策中に気になっていた施設「はづちを」に行ってみることに。ここには茶店などもあり、風呂上がりに、ちょっと喉を潤すのにちょうど良さそう。

入口近くで出迎えてくれたのは、山代温泉の開湯伝説に登場する「三本足の八咫烏」をモデルにしたキャラクター「すぱクロ」くん! 名前の由来は、温泉(Spa)+カラス(Crow)=「すぱクロ」 なんだとか。可愛らしい見た目で、温泉街の雰囲気にもぴったり。

その横には……美味しそうな温玉プリン! とろ〜り濃厚そうなビジュアルが食欲をそそる。「これは食べてみたい!」と心が躍ったが、お店の閉店時間を超えていた。ちょっと期待しただけにショック。
すでにスイーツの口になってしまったのに、どうしよう。。。スイーツ欲が抑えられない。これは、別の甘いものを探しに行くしかないか!?
衝撃の組み合わせ!? 山代温泉名物「温玉ソフト」
総湯の横にある売店をふと見ると、ソフトクリームの看板が目に入った。 ソフトクリームもいいよな〜と思いながら近づいてみると……

「温泉たまごソフト」なるものを発見!なんと、ソフトクリームの上に温泉たまごがのっている!? しかも、何やらソースがかかっているが……これは一体!?
とりあえず、迷わず「いただきま〜す!」

おっ!! かかっているソースは……まさかの醤油!?驚いて売店の棚を見てみると、そこには「アイスにかける醤油」なる商品が並んでいる。なるほど、これは正式な組み合わせだったのか!
「ソフトクリーム+温泉たまご+醤油」一見合わなさそうな組み合わせ。でも、食べてみると、意外にもこの3つが絶妙にマッチする。 クリーミーなソフトクリームに、とろっとした温泉たまごのコクが加わり、そこに醤油の塩味がアクセントを加える。これは。。。かき混ぜて食べるのが正解! ひと口ごとに味が変わって、クセになる美味しさ。

これでスイーツの口も一件落着。
夜の温泉街に輝く幻想美 〜 ライトアップされた古総湯とDE01の一枚
今日のポタリングのスタートが少し遅めだったのは、ライトアップされた古総湯とDE01の写真を撮りたかったからなんです。「なかなか良い感じでしょう」。明治時代の趣を感じさせる建物が、柔らかな光に包まれる様子は、まさに幻想的。温泉街の夜に浮かび上がるその姿は、昼間とはまた違った魅力があるでしょう。

ちなみに今晩の夕食は、温泉街には美味しそうなお寿司屋さんや炭火焼き鳥の香ばしい香りが漂うお店など、気になるお店がたくさんあったけど、今日は友人からお土産にいただいた「スパイスカレー」で締めたい気分。 これもまた、旅の余韻を味わうのにぴったり。ということで山代温泉では食べずに、自宅に帰ってから食べることに。
2月2日のポタリング 〜 「2つのスパイスカレーと2つの総湯」を巡る旅 〜
2が並ぶ2月2日!「 2つのスパイスカレー&2つの総湯」の「2」で繋がった温ポタ紀行はいかがでしたでしょうか。毎回いろんな出会いがあるのでポタリングはやめれません。
次回は富山県の「黒部・宇奈月温泉」を温ポタします。お楽しみに。